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アンティーク 飴甲に優雅な花のカービングかんざし
これは華やかです。
大正から昭和初期のものでしょう。
艶やかな飴甲に、何の花でしょう八片の花弁を付けた可憐なお花が、大きな下葉からすうっと背を伸ばしています。
立ち上がる茎や葉は百合のようにも見えますが、お花が違うようですね。
なんの季節の花でしょうか。花の名前が解ればより楽しめますね。和の花ですから限定されるかと思います。是非調べてみてください。
鼈甲の中でも希少な斑らの無い部分、飴甲(白甲とも)を使った贅沢な品です。分厚いとは言い難い材質を、腕の良い当時の職人さんが豊かな表現力と技術でもって、華やかに仕上げました。いまでは材料も職人さんもどちらも激減し、同じものはもう作れないでしょう。
本鼈甲のお品は虫に食われやすく(紙やウール、絹を食うアイツです)、無事な姿のものになかなか出会いませんが、こちらは幸運にも100年近くの永きを、虫に遭わずに生き延びてきたようです。僅かなスレなどはありますが、アンティークとしては非常に綺麗。
どこかのお屋敷のお蔵の片隅で、忘れさられたままひっそり生き延びたこのかんざしを、どなたか引き継いでくれませんか?
本鼈甲 長さ12.5センチ、横幅7.3センチ。
※画像のケースは付きません。代りのケースまたは桐箱をおつけしてお届けします。