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アンティーク 飴甲に見事な菊尽くしの大きなかんざし
大正から昭和初期、松屋呉服店にて販売された、綺麗な飴甲(本鼈甲のうち斑の無い透明な部分で稀少)の大きめなかんざしです。
明治末に三越に次いで早くもデパートスタイルの展開を始めた松屋。まだめずらしい輸入品や、全国の高級品を幅は広く扱い、モダンな東京人の魂をつかみました。
そんな松屋が扱ったこちらのお品は、純和風ながら大きく華やか、なにげなく見えるかもしれませんが、菊尽くしの精緻な彫りは大変見事で、眺めていて見飽きません。
オリジナルケースのまま、100年ほども古いお屋敷の箪笥の奥で眠っていました。鼈甲がやられがちな虫食い被害にもあっていないのはこれもすごいことですね。
脚部の裏側に薄いスレがありますが、表面は傷みなく綺麗す。
古いものは、流通を経るうちにケースと中身が入れ替わってしまうことがよくありますが、このお品は、所有者の方から、お屋敷の片付け時にダイレクトにお譲りいただいたものなので、オリジナルの状態で間違いないと思います。
横7.5センチ、長さ15.5センチ
天然本鼈甲
オリジナルケースでお届けします。
實用はもちろんですが、コレクションにも。