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アンティーク 明治の里帰り薩摩ボタン 小3個セット
19世紀後半から20世初頭、欧米では万国博覧会をきっかけに日本の工芸品が注目を浴び、芸術界ではジャポニズムと言われるムーブメントも生まれました。
増大する需要に応じ、日本から各種の工芸品が大量に輸出されましたが、この薩摩ボタンはそのひとつです。
薩摩焼の陶體に、職人さんがひとつひとつ手描きで描く小さなボタンは、実用品というより装飾品として人気を博したそうです。
本来は6個1組で販売されていたようですが、残念ながらこちらは3個のみ。
しかしながら、柄違いの絵柄から、当時の風俗や雰囲気が伝わりますね。
描かれているのは坊ちゃんの日常の一コマ、どうやら習い事がテーマのようですね。
若いお師匠とお琴の稽古、
若い娘さんはお姉さまか?本を読んであげています。お母さまと向き合っているのはお小言でも言われているところでしょうか。
良家のぼんなのでしょう。明治らしいきちんとした暮らしがうががわれますね。厳格な中に愛をかんじ、ほのぼのした気持ちになるお品です。
欠けなどなくコンディション良好。
薩摩焼
径20ミリ
画像の桐箱は合わせです。